肩甲骨は胸郭の上を動き、腕や首、背中の動きと関わります。ただし『肩甲骨が硬いから肩こりになる』と単純に決めることはできません。動き方と負担を感じる場面を一緒に見ることが大切です。

肩甲骨だけを切り離さない

腕を上げるとき、肩甲骨だけでなく肩関節や胸郭も動きます。首の向きや呼吸、腕を支える筋力も関係するため、肩甲骨だけを強く動かせばよいとは限りません。

身体の動きから見るチェックポイント

左右の腕の上げやすさ、背中を丸める・伸ばす動き、息を吸う・吐くときの胸郭の広がり、長時間同じ姿勢を続けた後の変化を見ます。左右差があること自体を問題とせず、負担との関連を考えます。

自宅で試せること

椅子に座ったまま両腕を前へ伸ばし、息を吐きながら背中をゆっくり広げます。次に、無理のない範囲で腕を上げ下げします。痛みを押して大きく動かさず、呼吸しやすい範囲で数回行いましょう。

BASEでできること

肩甲骨・胸郭・首・腕の動きを確認し、ボディケアと必要な運動を組み合わせます。特定の部分を一律に『はがす』ことを目的にはしません。

注意点強い痛み、しびれ、力の入りにくさ、発熱、外傷直後、症状の急な悪化などがある場合は、セルフケアを続けず医療機関へご相談ください。BASEは医療機関ではなく、診断や治療は行いません。

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BASE代表・理学療法士 新島由隆

執筆者:新島 由隆
BASE代表/理学療法士/BASIピラティスマット・インストラクター
経歴と身体を見る際の考え方