デスクワークの運動不足は、本人の意志だけでは変えにくいことがあります。運動の時間を新たに確保するだけでなく、仕事の流れや職場環境を見直し、立つ・歩く・姿勢を変える機会を無理なく増やすことから始めましょう。
座る時間が長くなりやすい背景
PC作業やオンライン会議が続くと、移動する用事が少なくなります。集中している間は姿勢を変えるきっかけも失われがちです。厚生労働省の身体活動・運動ガイド2023では、働く人が活動的に過ごすには個人の努力だけでなく、職場の雰囲気や物理的な環境も関わると説明されています。
まず仕事の流れを確認する
一日の中で座り続けやすい時間帯、立って行える作業、移動を伴う用事、休憩を取りやすいタイミングを振り返ります。肩や腰の疲れを感じ始める時刻や、通勤・昼休みを含む歩く機会も記録すると、変えやすい場面を見つけやすくなります。
短い動きを仕事に組み込む
飲み物を取りに立つ、離れた場所のトイレやプリンターを使う、電話中に立つ、階段を選ぶなど、用事と動きを結びつけます。何分ごとに必ず行うと決めて負担にするより、会議の終了時や作業の区切りを合図にして、続けやすい方法を選びましょう。
姿勢にも小さな変化をつくる
立てない場面では、座り直す、足の位置を変える、背もたれを使う、腕を机で支える、ゆっくり呼吸するなどの変化をつくれます。特定の姿勢を正解として保ち続けるのではなく、作業しやすい姿勢をいくつか持つことを目指します。
職場で続けるための工夫
周囲が休憩や移動を取りにくい雰囲気では、一人だけで続けることが難しい場合があります。短い立位や移動の目的を共有する、会議の合間に区切りを設けるなど、仕事を妨げない範囲で職場全体の理解を得ることも大切です。
BASEでできること
BASEでは仕事時間や机・椅子の環境、肩や腰が気になる場面を伺い、姿勢、呼吸、肩甲骨、胸郭、股関節などの動きを確認します。ボディケアだけで終わらせず、仕事中に取り入れやすい動きや、運動不足を補う個別の運動をご提案します。
一般向けの公的・専門機関情報です。個別の診断に代わるものではありません。
